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      誤解 6.

 「ただいま!あっ、良い匂い。おっ、ご馳走だな。ごめん!今日は何の日だった?」


 テーブルには切り分けたローストビーフ皿と、サーモンや生ハムのカナッペが美味しそうに並べられている。


 良い匂いはかぼちゃのポタージュからだった。加奈子はにこにこして嬉しそうだ。


「ね、今日は何の日?忘れてごめん」


「フフ、何の日でしょう!あのね、今日病院に行ったの」


 嬉しそうに言う加奈子の顔を見て、


「ひょっとして?」


「そうなの。妊娠したの」


 樋口は言葉の途中で立ち上がり、加奈子を抱きしめた。


「良くやった!僕たちの子供だ」


 ぎゅっと力いっぱいさらに抱きしめた。


「苦しい!赤ちゃん痛がってるわよ」


「あっ、ごめん!」


 即座に手を緩めた。


「うふ、そんなわけないけどね」


「よし!乾杯しよう。取って置きのワインがあるんだ」


 冷蔵庫の奥から出して来た。乾杯を終え向き合った二人は、にこにこ笑って同時に話しかけた。


 加奈子は咄嗟に樋口に譲った。


「凄いな、こんなに順調に行くものなの?」


「あなたが凄いからじゃないかしら。子供の出来ない人は沢山いるのよ」


「そうなんだ。でも、僕が凄いって?何が?」


「嫌ね。ここに来てから毎晩よ」


「あっ、そうか。コロナ様のおかげだな。いつも定時に帰って夜が長いからね」


「あら、そう言う事で求めて来るの」


「そう言うわけじゃない。君を愛しているからだ。一つになると幸せな気分になるんだ。今夜は記念日だからね」


「だから?」


「決まってるだろう。ご挨拶するんだよ」


「えっ、どう言うこと?」


「ばかだな、僕の分身がご挨拶に入るの」


「あっ、そう言うことね。でも大丈夫かしら?激しくしないでよ。驚いて流産したら困るから」


「そうか、静かにするよ。流産したら困るからね。止めようか?」


「大丈夫よ。あのね、最近乳首が少し痛かったの。貴方のせいだと思っていたの。それ妊娠の兆候だったの」


「ふーん、そうなんだ」


「胸が少し大きくなってきたような気がするの。乳首も少し変わって来たような気がするの」


「ちょっと見せてごらん」


「いやよ!食事中よ」


「関係ないよ。見せてよ」


 樋口は席を立つと加奈子のセーターを捲り上げ、ブラジャーを下から持ち上げた。乳房がボロンと出た。


 加奈子は黙ってされるがままだった。


「ほんとだ。立派なおっぱいだな。乳首も何だかいつもと違うよ」


 樋口は両手で乳房を持ち上げるようにした。そして、がぶっと左の乳房をくわえて乳首を舌で転がした。


「ね、止めて。何だかおかしくなっちゃう」


「ね、向こうに行こう」


 樋口は鼻声になって言う。


                      つづく

続きは1月29日朝10時に掲載します