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         独身主義 21.

 ギターのピチカートが静かに流れて来た。水野は思わず息を止めた。ピアノが湧き出でる水音のように重なる。


 瞬間、ピアノに代わりヴァイオリンが深い哀愁の音を奏でる。哀愁に満ちた音色とメロディは深く心に沁みていく。


 一度は聞いたはずの曲だが、水野の心にせつなく沁みていく。泣きたくなる。心が震えて堪らなくなった。


 水野はそっと身体を高橋に寄り添った。高橋は何度も聞いてきた曲だが、この曲は水野そのものと思えていた。


 高橋は水野を抱きしめた。頬と頬がついた。水野は目を閉じていた。急に口を吸われた。長いキッスだった。


 水野は嬉しかった。息が出来なくてその口を吸った。高橋は嬉しくなってさらに口を吸った。そして顔を離し、


「水野さん好きです。愛してます」


 再び口を重ねて来た。高橋は舌を入れてきた。長いキッスだった。水野は身体が痺れるようだった。やっとの思いで、


「私も好きです」


 小さく言った。恥ずかしかった。俯いてしまった。


「ありがとう。好きだよ。君が好きだ」


 高橋は水野を抱き寄せた。二人は夢中でさらに口を吸い合った。燃え上がった二人の想いは身体を熱くした。


 高橋は水野を抱きしめたまま立ち上がりそのままベッドに倒れ込んだ。


 高橋は大胆だった。ブルーのプルオーバーは捲り上げられ、白のブラジャーも上にずらされた。


 小ぶりの乳房が現れた。飢えた子供のように吸い付いた。それでも片方の乳房は柔らかく掴まれた。


 水野はされるがままに目を瞑っていた。スカートの中に片手が入って来た。ショーツの上から撫でるように触る。


 好きにして、あなたの好きなようにして。自分から動くのは躊躇われたが、ブラジャーのホックを外した。


 高橋は承認を得たと思い、ショーツの中に手を入れて来た。そこは濡れていて恥ずかしかった。


「待って」


 水野は腰をひねって躱した。そして、タックスカートのホックを自分から外し脚から抜き取った。


 残されたショーツは高橋が両手で抜き取った。そこにそのまま口を付けて来た。


『嫌!洗ってないの』と思う間もなくそこに電流が走った。自然に足を投げ出してしまった。


『もう、どうにでもして』吸いやすいようにその足をわからないように少しずつ広げた。


 高橋は舌を押し込むようにして舐めて来た。そして身体を上にずらした。そこにちょこちょこと何かが当たる。


 あれと思った瞬間ずんと貫かれた。これよ、待っていたの。好きなの貴方が好きなの。入れてもっと入れて。


 ぐいぐい吸い込まれるようだ。動くほどに締め付けられる。こんなことは初めてだ。快感が続き込み上がる。堪えようにも堪えられない。身体の全てが爆発しそうだ。


 水野は身体が壊れるかと思った。無茶苦茶に出し入れされる。中が引きずりだされるようだ。息が出来ない程だ。


 ぐんぐん快感が盛り上がって来る。怖い。自分の身体が怖い。もう駄目だ!思った瞬間、その奥底に熱い息吹を受けた。


                      つづく

次回は8月21日金曜日朝10時に掲載します